【映画感想】『96時間』(2008)~哀愁漂う父親から最強オヤジへ~
ども、みーめです。
(注)ネタバレが少しあります!!
画像:Amazon
スタッフ
監督…ピエール・モレル
製作…リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
最近、リュック・ベッソンは過去のセクハラで問題になっていますけど、大丈夫ですかね。まあ、やったことは許されないけど。
参考:リュック・ベッソン、違法な性行為により新たに5人の女性が告訴 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
キャスト
リーアム・ニーソンといえば、『スターウォーズ/ファントム・メナス』や『バットマン ビギンズ』などジャンル映画でおなじみですよね。ただ、昔はスピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』などで名演を披露したと聞いたこともありますけどね。
あらすじ
17歳のアメリカ人少女キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐される。その事件のさなかにキムと携帯電話で話していた父ブライアン(リーアム・ニーソン)は、自らの手で犯人たちから娘を奪還しようと決意。アルバニア系の人身売買組織だと判明した犯人一味のもとへ単身で乗り込む。
感想
この映画、主人公が冴えない父親から、娘を救うため暴走するオヤジに変わるところがすごいのです!!
最初のブライアンは、まさに哀愁漂う父親です。政府を守る仕事で忙しく、妻子と離縁するはめになりました。しかし、離れる羽目になっても娘のキムを想い続けます。そして、キムの17歳の誕生パーティで彼はカラオケセットをプレゼントに贈ります。ところが、キムの継父が馬を贈ったことにより、ブライアンは引け目を感じます。また、妻レノーアからの冷たい対応にタジタジです。それらから、ブライアンはまさにさえない父親であることを思わせます。
しかし、娘がパリ旅行で犯罪組織に誘拐されたと知ると、ブライアンは一気に変わります。彼はもうさえない父親の表情をしていません。彼は元工作員なのです。その経験を活かし、様々な道具や人を利用してその犯罪組織について調べていきます。そして、迎え撃つ敵には容赦なく格闘術や銃撃で叩き込みます。拷問や人質も徹底的です。
このような残酷な行為をしながらも、動機には納得できてしまうでしょう。彼は自分の娘を救うために奮闘しているのです。冷静な表情と冷徹な行動には、娘をさらった犯罪組織への怒りが込められているに違いありません。
普段さえない父親が、さらわれた娘のために最強オヤジへと変化しパリの街を暴走する。このギャップによって映画『96時間』に夢中になることができます。
そして本編96分はあっというまに過ぎていきます。私の大学の授業は約90分です。いつも授業で時間を長く感じてしまうのですが、授業より時間が少し長いこの映画はダラダラ感じさせません。それより集中して楽しんで見ることができました。
この映画をおすすめしたい人
- 最近子供と疎遠になっている父親
- アクション映画を楽しみたい人
娘との仲を取り戻したいけど、どうすればいいのかわからない。そんな主人公に、疎遠となった子供との付き合い方に迷っている父親なら共感できるかもしれません。
もちろん、スピード感のあるアクションも見どころです。次々と迎え撃つ敵をテンポ良くやっつけるところはとても爽快になります。
以上で、映画紹介を終わります。ありがとうございました!!
参考画像:かわいいフリー素材集 いらすとや
20歳の女子大生の決意
2018年11月、気が付いたら20歳になっていた。そして2019年、成人式も過ぎていった。
今まで様々なことをした。
この社会を生き抜くための勉強、
中学生のときから好きで続けた読書、
別世界を体験できる映画鑑賞
流行に乗ってやったゲーム……。
しかし、これらだけでは私の心は満たされるだろうか。
そのように疑問を思っている中、私はあることを思い出した。文章を書くことの楽しさだ。
自分の考えていることや思っていることを文章として表現していることは楽しい。人と話すことは苦手だが、文章にするとスムーズに言葉が出てくる。その感覚がたまらない。
文章を書く楽しさを思い出したとき、私はふと思いついた。「そうだ、ブログを書こう」